説明
鹿児島伝統郷土料理の旨味の神髄は骨にあり
豚骨とは300年前より、豚の骨付きあばら肉を焼いて芋焼酎で炒りつけて大根などの野菜と共に、味噌と黒砂糖で煮込んで作る郷土料理です。
薩摩武士たちが狩場や戦場などで作った野外料理の始まりで、かの西郷隆盛も好物であったといわれています。
鹿児島県といえば黒豚が有名ですが、これは薩摩藩18代島津家久によって琉球から鹿児島県に移入された豚がルーツです。明治時代にイギリスのバークシャー種と交配し改良が行われました。その後、温暖な気候から麦味噌の生産も盛んであり麹の量も多く、塩分が少なめのため旨みも強くなりました。豚骨には、麦みそ、黒砂糖、芋焼酎という、鹿児島ならではの食材がふんだんに使われているため、今日でも愛されています。
当店の豚骨は地元の精肉店及びJA南さつまさんより仕入しております。
新鮮なお肉って聞いた事がありますでしょうか。お肉も鮮度が命なのです。
血抜きした豚骨を丹念に洗い、まず煮崩れしないように表面を焼いて膜を作ります。
地酒、生姜、深ネギの穂先の青い部分のねばねばとした成分がフルクタンという食物繊維の一種になり、臭み防止、旨み成分になります。
個人的には、煮魚などの炊き込みに譲れない万能役者です。
ことこと、じっくり、時間をかけて柔らかくお肉の繊維がホロホロになるまで、煮込みます。
骨からお肉が落ちる頃合いで、調味料投入となります。
じっくりと、煮込みプルプルっとしたコラーゲンもたっぷり、料理屋ならではの鹿児島伝統の郷土料理「豚骨味噌煮」をご堪能ください。
体にいい栄養素
リン、鉄、カルシウム、マグネシウム、銅、亜鉛など。
原材料
豚骨、焼酎、黒砂糖、味醂、地酒、麦味噌、赤味噌、生姜、深ネギ、材料の一部に、大豆、小麦を含む。
内容量
豚骨300g、煮汁250gの2パック
保存方法
冷凍2ヶ月
発送方法
冷凍
提供できる時期
年中
※年末年始は仕入状況により、納品が遅れる場合もございます。
食べ方
そのまま温めるだけで楽しめます。お好みで根野菜、コンニャク等と一緒に温めてお召し上がりください。
または、うどんやおでんのトッピング、煮汁をチャーハンの隠し味に。